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異業種企業・団体12社、経済産業省が集結!「ビジネスケアラー問題」に向き合う企業が本音で対話する『Excellent Care Company Conference』を開催 〜「エクセレント・ケア・カンパニー」ってなんだ!?大会議2022〜

異業種企業・団体12社、経済産業省が集結!「ビジネスケアラー問題」に向き合う企業が本音で対話する『Excellent Care Company Conference』を開催 〜「エクセレント・ケア・カンパニー」ってなんだ!?大会議2022〜

株式会社リクシス(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木裕子、以下リクシス)、リクルートワークス研究所、株式会社小国士朗事務所が運営する「仕事とケア(介護)の両立」という超高齢社会の課題を解決するための施策を議論・推進する研究会「Excellent Care Company Lab.(以下、ECC Lab.)」は、「働きながら介護している人が、当たり前に輝く社会をどうやって実現するのか?」を模索する大型オンラインイベント「「エクセレント・ケア・カンパニー」ってなんだ!?大会議2022」を2022年12月16日(金)に開催いたします。

初開催となる今回は「仕事と介護の両立を目指す 12の企業のアイデアと悩みを大公開」と題しまして、リクルートワークス研究所と株式会社リクシスが行ったビジネスケアラー調査結果と、異業種企業・団体12社でビジネスケアラー対策のあるべき姿を議論・検討してきたECC Lab.の結果を踏まえた支援の方向性を多くのステークホルダーの方々とできる限り本音で、オープンに議論させて頂く場にできればと考えております。

今回のカンファレンスでは、ECC Lab.参加企業に加えて、特別登壇として「企業によるビジネスケアラー対策の加速」に取り組む経済産業省にご登壇いただきます。本イベントではご参加いただいた皆様からのコメントも取り上げてさせて頂きながら、進行をさせて頂きます。人事に従事する方や経営に関わる方々はもちろん、業種・職種の垣根を越えて『ビジネスケアラー』に関わるすべての方のご参加をお待ちしております。

・『Excellent Care Company Conference2022』(イベント詳細はこちら)
https://lyxis.com/ExcellentCareCompany/conference/2022/

【Excellent Care Company Lab.参加企業(50音順、順不同)】
EY Japan株式会社
カルビー株式会社
ソニーピープルソリューションズ株式会社
中外製薬株式会社
東京海上日動ベターライフサービス株式会社
東京海上ホールディングス株式会社
ハウス食品グループ本社株式会社
パナソニック株式会社
株式会社三井住友フィナンシャルグループ

【事務局・運営】
株式会社小国士朗事務所
株式会社リクシス
リクルートワークス研究所

【特別登壇】
経済産業省

 

■開催背景と目的
2025年、日本では「介護の需要爆発」が起きると言われています。

1947〜49年生まれの団塊の世代が全員、75歳以上の後期高齢者になる。その数およそ600万人。その前の3年間(44〜46年生まれ)の1.5倍のスピードで後期高齢者になる人が増える計算です。

「ケアされる側」が急増する一方で、「ケアする側」も一変します。
共働きが増え、嫁介護は急減。少子化により兄弟姉妹の数が減り、子一人ひとりの負担は重くなる一方です。

これからは、働きながら介護をする「ビジネスケアラー」が担い手の中心。
その数は既に。350万人にものぼるといわれています。

こうした中、「働きながら介護している人が、当たり前に輝く社会をどうやって実現するのか?」という問いに、真正面から向き合い答えを出そうと発足したのが、Excellent Care Company Lab.です。

12の企業が半年をかけて、各自が把握しているビジネスケアラー(予備軍)のリアル、現場で起きている様々な課題や苦悩、そしてこれまでの挑戦から見えてきた知恵やアイデアを共有してきました。

今回は、そんなリアルな対話を通じて浮かび上がってきた「これからのビジネスケアラー支援の方向性」について、リクルートワークス研究所と協働して行った調査結果とともに、多くの方に共有させて頂きたいと思います。

まだ始まったばかりのコンセプトである「Excellent Care Company」とは、いったいどういう企業を指すのか。

企業だけでなく、国、メディア、ビジネスケアラー(予備軍)本人など、この問題に関係する、沢山のステークホルダーの方々とともに、一緒に考えませんか?

■開催プログラム

<Session1>
3万人大調査「ビジネスケアラー」と企業人事のホンネ
―Excellent Care Company Lab参加企業とカンファレンス参加者との大ホンネアンケート

「ビジネスケアラー(予備軍)って実際にどれくらい社内にいるの?」
「介護休暇や介護休業等、制度ってどれくらい使われている?」 等、

普段はなかなか業種横断で語り合えない「ビジネスケアラー問題」の実態について、3万人のビジネスパーソンデータや、ECC lab参加企業の声を織り交ぜながら参加者の皆様と浮彫にしていきます。

 <Session2>
ビジネスケアラーの「経験」を踏まえた、これからの支援とは?

「育児ケアラーと介護ケアラーはどう違う?(キャリア展望・負担感等)」
「両立中のビジネスケアラーが実は大事に感じていることとは?」

リクルートワークス研究所が行った「ビジネスケアラー調査」から見えたリアルな実態を踏まえ、Excellent Care Company Lab.でも議論になった企業が取り組む【これからのビジネスケアラー支援のスタンダード】を模索します。

<Session3>
「Excellent Care Company」ってなんだ!?
~ECC Lab.参加4社による対話~

―ソニーピープルソリューションズ、中外製薬、ハウス食品グループ、パナソニック担当者が語る、{ビジネスケアラー対策の最前線で見えたもの}

「企業のビジネスケアラー対策。一番の肝は何か」
「ビジネスケアラー対策の難しさとは何か」
「これからビジネスケアラー対策を考えるうえでのTipsとは」

ビジネスケアラー対策に最前線で取り組まれてきたExcellent Care Company Lab参加企業4社の皆様に、取り組みを通じて見えてきた発見や問題意識、そして、これからの展望・Tips等を語りつくして頂きます。

<Session4>
「Excellent Care Company」のこれから
~2025年までの道~
―経済産業省、東京海上日動ホールディングス、EYジャパン、小国士朗氏が語り合う「世の中ゴト化」に向けた道筋

迫りくる「2025年問題」に向け、「ビジネスケアラー問題」をどう社会ゴトか/世の中ゴト化していくか。
国、企業、メディア、ビジネスケアラー本人、それぞれのステークホルダーの視点から、展望や未解決論点、今後の連携などを徹底討論します。

 

■事務局・運営からのコメント

小国士朗(株式会社小国士朗事務所/代表取締役・プロデューサー)
<プロフィール>
NHKにて『クローズアップ現代』『プロフェッショナル 仕事の流儀』等の制作に従事した後、200万ダウンロードを記録したスマホアプリ「プロフェッショナル 私の流儀」の開発、世界150か国に配信された、認知症の人がホールスタッフをつとめる「注文をまちがえる料理店」などのプロジェクトを手掛ける。2018年7月より独立し、みんなの力でがんを治せる病気にするプロジェクト「deleteC」やJリーグ社会貢献プロジェクト「シャレン!」など活動は多岐にわたる。

(コメント)
ECC Lab.の何が面白いかって、企業担当者のみなさんの熱量です。それに尽きます。毎月繰り広げられる熱くて、生々しい対話に伴走をさせてもらっているのですが、「今まさに、企業の新しいカルチャーが生まれようとしているんだ」と感じるんです。それは、ぐらぐらとした、マグマのようなうねりです。「仕事と介護の両立」、「ビジネスケアラー」という、見えにくいかもしれないけど、今そこに(間違いなく)ある危機に対して、真摯に向き合う企業のみなさんの本音。それが、私たちの様々な気づきにつながっていくと思っています。

 

大嶋寧子(リクルートワークス研究所/主任研究員)
<プロフィール>

外務省経済局(OECDに関わる政策調整等)、民間シンクタンク(国内外の雇用労働政策等)等を経て、2017年リクルートワークス研究所に参画。女性のキャリア支援、仕事と介護の両立を始め多様な人材の活躍に関わる研究に長年従事。主な著書に『不安家族』(日本経済新聞出版社)、『30代の働く地図』(共著、有斐閣)など。東京大学大学院経済学研究科博士課程(経営学)在学中。

(コメント)
これまで企業において介護は、主に離職や働く人の疲労という観点から捉えられてきたように思います。でも本当にそれで充分なのか。例えば、介護をしている人とそうでない人のエンゲージメントを見ると、実は介護をしている人のそれは決して低くない、というデータもあります。

介護に関わる先入観を捨て、ビジネスケアラーは本当のところ一体どのような体験をしているのか。企業はそれにどのように寄り添うことができるのかという問いに、今こそ向き合う必要があるのではないでしょうか。

ECC Lab.では多くの企業の担当者の方が集まり、自社の体験の共有や、これからの支援のあり方について議論を重ねてきました。このECCカンファレンスが、参加企業や参加者との対話を通じて、ビジネスケアラーが当たり前のように輝ける社会へのヒントを見出す、新たな機会になると確信しています。

 

佐々木裕子(株式会社リクシス/代表取締役社長 CEO)
<プロフィール>

日本銀行、マッキンゼーアンドカンパニーインクジャパンを経て、「変革屋」株式会社チェンジウェーブを創業。経営変革、多様性推進、事業変革に10年以上従事。
2016年、超高齢社会に向けた社会変革が必要との問題意識から、株式会社リクシスを創業。多様性を包含する社会・経済の実現のグランドデザインと、仕事と介護の両立が当たり前に実現する社会変革の両立を目指している。

(コメント)
「これからラスボスが来ることが分かっているのに、みな丸腰で待っている」

ビジネスケアラー問題の現状は、ロールプレイングゲームに例えていうと、そんな状況なんじゃないかと思います。
でも、この状態の震源地を考えていくと、結局、皆がこの問題を「ちゃんと語り合えていない」ことが、実は一番大きいような気がするんです。

だからこそ、しっかりリアルを見える化して、ちゃんと皆で集まって、真向から向き合って話し合うことが必須だと思うんですよね。一人や一企業で抱えるのではなく、沢山の人たちと。

「ラスボスは、確かに来る。でも、こんな風に横に繋がって知恵を出し合い、力を出し合えば、ほら、ポーションもあるし賢者の書もあるし、魔術師も強みの違う戦士もチームに沢山いる。だから、必ず解決できる」

このECCカンファレンスが、そんな波を生みだす最初の一滴になればと願ってやみません。

 

・『Excellent Care Company Conference2022』(イベント詳細はこちら)
https://lyxis.com/ExcellentCareCompany/conference/2022/

 

【株式会社リクシスについて】
「『情報』と『つながり』で幸せな長生きを実現する」をミッションに掲げ、仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」、高齢者・シニア市場向けリサーチ&コンサルティング事業、高齢者・シニア市場向けプロモーション&マーケティング事業を提供しています。
詳細は https://www.lyxis.com/ をご覧ください。

・超高齢社会を生き抜くウェブメディア「エイジングリテラシー」
https://agingliteracy.lyxis.com/

・株式会社リクシス公式Facebookページ
https://www.facebook.com/lyxis.official/

 

本プレスリリースについて:pr@lyxis.com

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